2013年5月30日木曜日

瞑想



静かに座る時間を持つだけで、様々な悩みがなくなっていったり、風邪をひかなくなったりします。現状がマイナスであると感じているときに瞑想をするとゼロの状態にまで引き上がり、さらに続けているとプラスの状態になります。そして、しばらく瞑想を続けると、そのプラスの状態が平常のものとなり、以前より一段上の自分が通常の自分となります。一段上の自分、つまりそれまで気になっていたことがなんでもなくなったり、以前ならストレスと感じていたことが通常のことと思えたり。そして、以前よりも楽しいことに気づきやすくなり、特別な出来事がなくとも、毎日が楽しい時間となっていきます。

瞑想しているときは、心身がより高い次元と調和しています。高次元の温泉に入って、ヒーリングを受けていることになります。

私が瞑想を始めたのは、10年以上前にオーストラリアに住んでいたときです。その頃、瞑想についての短い特集番組をテレビで見ました。詳細ははっきり覚えていないのですが、シドニー郊外で中学生くらいの男の子たちに瞑想をさせている所がありました。クラブ活動のように放課後に生徒が集まって、何かのスポーツをしている団体でした。エネルギーが旺盛で、ともすると乱暴な方向でそれが発散されることがあった子供たちでしたが、瞑想を始めてからそういったことが無くなった、という話題でした。「最初はよく分からなかったけれど、我慢して目をつぶり続けていく内に、心が静かになって、その後温かいものに包まれるような感覚になった。今は瞑想が大好きで、よくしている。」と、少年の一人が話していました。私も瞑想に対してその少年と全く同じように感じていたことをよく覚えています。

瞑想は続けるとその良さが分かり、良さが分かるようになると、瞑想せずにはいられなくなります。もしあなたが瞑想を始めたばかりなら、しばらくちょっと我慢して、続けてみてください。また、ヨーガのアーサナや呼吸法とセットで瞑想することをお勧めします。アーサナと呼吸法で心を安らかな流れに方向付け、安定した瞑想を行えるようになります。


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